2014.06.14

かさ職人の若者と雨の日に出会った少女のお話『青い花』


『青い花』

裏通りに、小さいかさ屋がありました。

まだ若者でしたが、かさの修理の腕前はりっぱな職人です。

ある日のこと、町へ出る道すがら雨が降っているというのに
傘もささずに垣根に持たれて立っている女の子と出会うのです。

傘を持っていないという女の子にかさ屋はとびきりの傘を
作ってあげることにしました。


青い傘.jpg


少女と出会ったことでかさ屋は自分を見つめ直すきっかけを
見つけたのではないかと思いました。

忙しさの中で目先のことだけにとらわれていると
自分にとっての嬉しさや大切なことが何だったのか
わからなくなってしまう時があります。

可愛らしいお話の中にもそんなことを気づかせてくれたような
気がしています。

そしてやっぱり安房さんは青がお好きなんだな〜と
嬉しくなってしまうお話なのです。



雨の日の楽しみ

6月になって関東も梅雨入りしました。

これからジメジメした季節になるのか〜と思うと憂鬱です。
春の爽やかな季節は本当にいつもながらあっという間に過ぎてしまいますね。

やだな〜と思っていると余計に雨の日は気分が落ち込むので
今年はちょっと雨の日でも楽しくなるような
明るめの色の傘を買いました。

ここで他の人なら花柄とか暖色系の色を選ぶと思うのですが、
私が選んだのは空色の傘。
隅の方にちょっと濃い目のラインで花が描かれている
至ってシンプルな表情の傘です。

シンプルすぎるんだけど、”良い天気の空の色”って感じで
私は気に入っています。

あじさいと傘.jpg

雨の日でも晴れた空に包まれているような気分にさせてくれます。


『見知らぬ町ふしぎな村(安房直子コレクション)』に
収録されています。

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